スポーツ障害
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【症例研修】足関節捻挫は初期対応が重要!早期回復につなげる施術とは

こんにちは。
本日の症例研修では、中学生の足関節捻挫について振り返りました。
受傷直後は歩行が困難な状態でしたが、適切な初期対応と継続した施術により、現在はすり足で歩行できるまで回復しています。
改めて、捻挫は初期対応がその後の回復を大きく左右することを実感しました。
松葉杖を使用し、患部をしっかり保護
受傷初日から松葉杖を使用し、患部への負担を最小限に抑えることを優先しました。
痛みが軽減すると「もう歩けるから大丈夫」と感じやすい年代ですが、特に成長期のスポーツ選手は無理をしてしまうことも少なくありません。
そのため、痛みだけで判断するのではなく、組織の回復に合わせて段階的に復帰を進めることが大切だと学びました。
鍼治療・メディセル・テーピングを組み合わせた施術
今回の症例では、内出血や靱帯損傷が疑われる状態に対して、
- 鍼治療による深部へのアプローチ
- メディセル(スパチュラヘッド)による腫れや皮膚の滑走性へのアプローチ
- テーピングによる固定と保護
を組み合わせながら施術を行いました。
症状に合わせて複数の施術を組み合わせることで、回復をサポートできることを改めて学びました。
経験を積み重ね、より良い施術へ
症例を積み重ねることで、「捻挫にはどのような施術が有効なのか」という経験値が増えていきます。
一人ひとりの症状を正しく評価し、その時に最適な施術を選択できるよう、今後も知識と技術を磨いていきたいと思います。
まとめ
今回の研修では、足関節捻挫に対する初期対応の重要性と、鍼治療・メディセル・テーピングを組み合わせた施術について学びました。
これからも患者様が安心してスポーツや日常生活へ復帰できるよう、根拠に基づいた施術を提供していきます。
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【症例研修】小学生に多いシーバー病(踵骨骨端症)へのアプローチを学ぶ

こんにちは。
本日の研修では、小学生に多くみられる**シーバー病(踵骨骨端症)**について学びました。
シーバー病は、成長期に起こるかかとの痛みの代表的なスポーツ障害の一つです。運動量が多い子どもに多くみられ、早期に適切な対応を行うことが、競技復帰や痛みの改善につながります。
シーバー病に対する適切な評価が重要
シーバー病は、成長期の骨端線に負担がかかることで痛みが生じる疾患です。
当院では、症状を丁寧に評価したうえで、西洋医学的な考え方も取り入れながら施術を組み立てています。
症状を正しく見極めることで、患者様にも安心して治療方針をご説明することができます。
衝撃波治療という選択肢
今回の研修では、シーバー病に対する施術の一つとして衝撃波治療について学びました。
症状に合わせて適切に活用することで、痛みの改善や競技復帰をサポートできる可能性があります。
「この症状にはどのような施術が適しているのか」を明確に理解しておくことで、自信を持って患者様へ治療をご提案できることの大切さを改めて感じました。
知識を増やし、より良い施術へ
一つの症状に対して適切な施術方法を理解しておくことで、施術の幅が広がり、患者様へより分かりやすい説明ができるようになります。
今後もさまざまな症例を学びながら、知識と技術の両方を高め、一人ひとりに合わせた最適な施術を提供できる施術者を目指していきます。
まとめ
今回の研修では、シーバー病に対する評価と施術の考え方について学びました。
これからも症例ごとの知識を深め、患者様が安心して治療を受けられるよう、技術と説明力の向上に努めていきます。
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【メディセル研修】試合前のコンディショニングで大切にしたい全身バランス

こんにちは。
本日は、試合前の選手に対するメディセルを用いたコンディショニングについて学びました。
明日に試合を控えている選手の場合、強い刺激を加えたり、特定の部位だけを集中的に施術したりするのではなく、当日の身体の状態を確認しながら、全身をバランスよく整えることが大切です。
試合前は「特別なことをしすぎない」ことも重要
試合前は、少しでも良い状態で競技に臨みたいという気持ちが強くなります。
しかし、普段とは異なる強い刺激や、必要以上に特定の部位へアプローチすることが、必ずしも良い結果につながるとは限りません。
そのため、試合前のメディセルでは、普段行っている施術を基本にしながら、身体全体を均等に確認し、コンディションを整えていくことを意識しました。
全身を見ながら必要な部位を調整する
基本は全身をバランスよく施術しますが、明らかに筋肉の張りが強い部位や、選手自身が違和感を訴えている部位がある場合には、その部分を丁寧に確認します。
例えば、太ももの外側やふくらはぎなどに張りがみられる場合は、状態に合わせてアプローチの時間や刺激を調整します。
ただし、気になる部位だけに意識が偏りすぎないように、全身のつながりを考えながら施術を行うことが重要です。
声かけで選手の身体への意識を高める
施術中に「この部分は少し張りがありますね」と伝えることは、選手自身が身体の状態に気づくきっかけにもなります。
単に施術を行うだけでなく、選手が自分のコンディションを把握し、日頃のケアや試合前の準備に活かせるような声かけも大切にしていきます。
まとめ
今回のメディセル研修では、試合前のコンディショニングでは特別なことを行いすぎず、普段から行っている施術を基本に、全身をバランスよく整えることの重要性を学びました。
今後も選手一人ひとりの状態を丁寧に確認しながら、安心して試合に臨めるようなスポーツケアを提供していきます。
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【スポーツ外傷研修】サッカー選手の「ももかん」に対する施術と経過観察

こんにちは。
本日の研修では、サッカー部に所属する患者様の「ももかん(太ももの打撲)」について、症状の見極め方や施術の進め方を学びました。
ももかんは、相手選手の膝などが太ももに強く当たることで起こるスポーツ外傷です。一見すると軽い打撲に見える場合でも、衝撃の強さや痛みの出方によっては、慎重な評価と継続的なケアが必要になります。
ももかんは衝撃の深さによって対応が異なる
ももかんには、比較的軽度で表面に痛みや腫れが出やすいケースと、強い衝撃によって筋肉の深い部分までダメージが及ぶケースがあります。
深部の損傷が疑われる場合は、痛みが長引いたり、筋肉の硬さが残ったりすることもあるため、早期に状態を確認しながら適切な施術を行うことが大切です。
鍼治療とメディセルを組み合わせたアプローチ
今回の症例では、打撲部位の周囲に加え、筋肉の緊張や神経に関連する反応もみられました。
そのため、鍼治療とメディセルを組み合わせ、筋肉の状態を確認しながらアプローチを行いました。
まずは痛みが出ている中心部だけに集中するのではなく、周囲の筋肉や組織にも目を向け、負担がかかっている部分を丁寧に整えていくことが重要です。
症状に応じて衝撃波治療やラジオ波も検討
症状が残る場合には、衝撃波治療やラジオ波などの物理療法を組み合わせることも検討します。
筋肉の硬さや違和感をできるだけ残さず、競技復帰に向けて段階的にケアを進めていくことが大切です。
スポーツを続けながら改善を目指すためには、一度の施術で終わらせるのではなく、状態の変化を確認しながら必要な施術を継続していく必要があります。
まとめ
今回の研修では、サッカー選手に多いももかんに対して、衝撃の程度や筋肉の状態を見極めながら、鍼治療・メディセル・衝撃波治療・ラジオ波などを組み合わせていく考え方を学びました。
今後もスポーツ外傷に対する知識と施術技術を深め、選手が安心して競技へ復帰できるよう、一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っていきます。
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【鍼灸技術研修】切皮の精度向上と筋肉を意識した刺鍼技術を学びました

こんにちは。
本日の研修では、鍼施術における「切皮」と「筋肉を意識した刺鍼」について学びました。患者様に安心して施術を受けていただくためには、鍼の技術だけでなく、施術時の刺激をできるだけ少なくする工夫が重要であることを改めて実感しました。
切皮の精度向上を目指した反復練習
これまでの練習では、自分自身の身体に鍼を打ちながら技術の向上に取り組んできました。特に意識していたのは、鍼を刺入する際の「切皮」です。
切皮時の刺激を少なくすることを目標に、さまざまな方法を試しながら練習を重ねてきました。その結果、研修では先生から「以前より切皮の刺激が少なくなっている」と評価していただくことができました。
自分の中で意識していたポイントと、実際に施術を受けた側や指導していただいた先生の評価が一致したことは、大きな収穫だったと感じています。反復練習を通して、少しずつ技術の向上を実感することができました。
筋肉を意識した刺鍼の重要性
また、これまでの研修でも学んできた筋肉へのアプローチについても、改めて理解を深めることができました。
鍼施術では、最終的に鍼先で目的とする筋肉を正確に捉えることが重要です。そのためには筋肉の位置や走行を理解した上で、皮膚や筋肉に対して垂直に刺鍼することが必要になります。
今回の研修を通して、解剖学的な知識と刺鍼技術を結び付けながら施術を行うことの大切さを改めて学ぶことができました。
まとめ
今回の研修では、切皮時の刺激を軽減するための技術向上と、筋肉を正確に捉えるための刺鍼技術について学びました。
反復練習を重ねることで少しずつ成果を実感できるようになり、自信にもつながっています。今後も技術を磨き続け、患者様により安心して施術を受けていただける鍼灸師を目指していきたいと思います。
#鍼灸研修 #鍼灸師 #切皮 #刺鍼技術 #鍼治療 #鍼灸学生 #技術向上 #反復練習 #筋肉アプローチ #新人研修
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大腿部の筋緊張の経過

早期回復につながったのは、患者さん自身の本気度でした
今回は、アスリートの方に起こった大腿部の痛みについてお話しします。
種目・性別・年齢などの詳細は伏せさせていただきますが、大会を控えている中で大腿部に痛みが出てしまい、「何とか大会に間に合わせたい」という思いで来院されました。
整形外科的に疲労骨折が疑われるような状態ではなく、動かした際に痛みが出る状態でした。
問診や状態の確認を行ったうえで、今回は大腿部の筋緊張が強く関係していると判断し、鍼治療を中心に積極的に施術を行いました。週4回ほどの来院で、2週目後半には痛みがほぼ消失
今回の患者さんは、大会が近いこともあり、週4日ほどのペースでしっかり来院してくださいました。
その結果、2週目の後半には動作時の痛みもほとんど出ない状態まで改善し、大会にも出場できそうなところまで持っていくことができました。
ひとまず安心できる状態になり、施術者としても非常にやりがいを感じたケースでした。
一番良かったのは「施術の腕」ではありません
もちろん、今回の判断が大きく外れていなかったことは良かった点です。
しかし、今回一番良かったことは、私の施術技術だけではありません。一番大きかったのは、患者さん自身が本気でケガと向き合い、必要なペースでしっかり来院してくれたことです。
痛みを早く改善したい場合、施術内容も大切ですが、それ以上に大切なのは、
「どのタイミングで来院するか」
「どのくらいの頻度でケアできるか」
「本人がどこまで本気で改善に向き合えるか」だと感じています。
今回のケースでは、患者さんが大会に向けて本気で取り組んでくれたことで、当初の計画よりも早い段階で良い状態まで持っていくことができました。
ケガは施術者だけで治すものではありません
スポーツによるケガや痛みは、施術者だけの力で良くしていくものではありません。
施術者が状態を見極め、必要な施術を行うこと。
そして、患者さん自身が来院ペースや身体の使い方に意識を向けてくれること。この両方がそろうことで、回復のスピードは大きく変わります。
特に大会前や試合前など、時間に限りがある場合は、早めの判断と集中的なケアがとても重要になります。
まとめ
今回の大腿部の筋緊張は、鍼治療を中心に行い、短期間で痛みの改善が見られたケースでした。
しかし、何より大きかったのは、患者さん自身が本気でケガと向き合い、しっかり来院してくれたことです。
「大会に出たい」
「少しでも良い状態でプレーしたい」
「今できることをしっかりやりたい」その気持ちがあったからこそ、良い経過につながったのだと思います。
スポーツによる大腿部の痛み、筋肉の張り、動作時の違和感などでお困りの方は、早めにご相談ください。
大会前・試合前だからこそ、できることがあります。
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野球部のランニングについて
長距離走は本当に必要なのか?

野球部の練習でよく行われるものの一つに、ランニングがあります。
昔から野球部では、体力づくりや根性づくりのために、長い距離を走る練習が多く取り入れられてきました。
外周を何周も走ったり、練習の最後に長距離走を行ったりするチームも少なくありません。もちろん、走ること自体が悪いわけではありません。
基礎体力をつけること、練習を最後までやり切る体力をつけること、疲労から回復する力を高めることは、野球選手にとっても大切です。しかし、野球という競技特性を考えたときに、長い距離を淡々と走る練習が、必ずしも野球のパフォーマンス向上に直結するとは限りません。
野球は長距離を走り続ける競技ではありません
野球は、サッカーや陸上の長距離種目のように、長時間走り続ける競技ではありません。
野球で必要になる動きは、
・打つ
・投げる
・捕る
・走る
・止まる
・切り返す
・一歩目を速く出す
・瞬間的に力を発揮するといった、一瞬の動作が中心です。
走塁では、一塁までの加速、盗塁のスタート、ベースランニングでの減速と再加速が重要になります。
守備では、打球への一歩目、左右への反応、前後の動き、捕球後の送球動作が求められます。つまり、野球に必要なのは、長く走る力よりも、短い距離を素早く走る力、止まる力、切り返す力、そしてその動きを繰り返す力です。
長距離ランニング中心の練習に対する考え方
私は、野球部における長距離ランニング中心の練習には、やや否定的な考えを持っています。
理由は、野球の動きと長距離ランニングの動きが大きく異なるからです。
長距離走は、一定のリズムで長く走り続ける運動です。
一方、野球は、短い距離を一気に加速し、止まり、方向を変え、再び動き出す競技です。そのため、長距離走ばかりを行っても、野球に必要な瞬発力や一歩目の速さ、切り返し能力を高める練習としては不十分な場合があります。
また、長距離ランニングを過度に行うことで、疲労が残り、技術練習の質が落ちてしまう可能性もあります。
特に学生野球では、ランニングがトレーニングではなく、罰走や根性論になってしまっているケースもあります。
そのような走り込みは、現代のトレーニングの考え方とは少しズレているように感じます。走ることが不要という意味ではありません
ただし、誤解してはいけないのは、野球選手に走る練習が不要という意味ではないということです。
野球選手にも、ある程度の有酸素能力は必要です。
試合中の回復力、練習を最後までこなす体力、連戦でのコンディション維持などを考えると、基礎的な体力は必要になります。
しかし、その体力を作る方法が、必ずしも長距離ランニングである必要はありません。
短距離ダッシュの反復、テンポ走、シャトルラン、サーキットトレーニング、エアロバイク、守備動作を取り入れたコンディショニングなどでも、野球に必要な体力を高めることはできます。
大切なのは、ただ長く走ることではなく、野球の動きに近い形で体力をつけることです。
野球に必要なランニングとは
野球部で取り入れるなら、長距離走よりも以下のようなトレーニングの方が競技に直結しやすいと考えています。
短距離ダッシュ
10m、20m、30mのダッシュは、野球に非常に近い動きです。
一塁までの加速、盗塁のスタート、守備での一歩目などに関係します。加速・減速トレーニング
野球では、ただ速く走るだけでなく、止まる力も重要です。
急に止まる、方向を変える、再び加速する能力は、走塁や守備に欠かせません。方向転換トレーニング
左右への切り返し、前後の反応、斜め方向への動きなどは、守備力向上にもつながります。
打球に対して素早く反応するためにも、方向転換能力は大切です。反復スプリント
短い距離を何本か繰り返すことで、試合中に何度も強く動く力を養うことができます。
ただし、フォームが崩れるほど大量に行うのではなく、質を保ちながら行うことが大切です。軽い有酸素運動
軽いジョギングやエアロバイクなどは、ウォーミングアップやクールダウン、疲労回復の目的で取り入れるのはよいと思います。
ただし、長距離走を練習の中心にする必要はないと考えています。練習メニューの一例
野球部でランニングを取り入れる場合、例えば以下のようなメニューが考えられます。
短距離・加速系
・10mダッシュ
・20mダッシュ
・30mダッシュ
・一塁駆け抜け走
・盗塁スタート練習守備・切り返し系
・左右5mシャトル
・前進して戻る動き
・ゴロ捕球姿勢からのダッシュ
・外野の落下地点への一歩目練習
・投手のフィールディングダッシュコンディショニング系
・15秒ダッシュ+45秒休憩
・20m往復シャトル
・エアロバイク
・軽いジョギング
・サーキットトレーニングこのような内容の方が、野球の実際の動きに近く、競技力向上につながりやすいと考えています。
大切なのは「何のために走るのか」
ランニングを行ううえで一番大切なのは、目的を明確にすることです。
体力をつけるためなのか。
瞬発力を高めるためなのか。
走塁を速くするためなのか。
守備範囲を広げるためなのか。
疲労回復を目的としているのか。目的が変われば、走り方も距離も本数も変わります。
ただ「昔からやっているから」「きつい練習をした方が強くなるから」という理由だけで長距離を走るのではなく、野球に必要な能力から逆算して練習内容を考えることが大切です。
まとめ
野球は、長距離を走り続ける競技ではありません。
野球に必要なのは、長く走る体力よりも、短い距離を素早く走る力、止まる力、切り返す力、そしてその動きを繰り返す力です。
そのため、野球部のランニングでは、長距離走を中心にするのではなく、短距離ダッシュ、加速・減速、方向転換、反復スプリントなどを取り入れることが重要だと考えています。
もちろん、基礎体力や回復力を高めるために、軽い有酸素運動を行うことは必要です。
しかし、それはあくまで補助的な位置づけであり、野球のパフォーマンス向上を考えるなら、競技動作に近いランニングを取り入れるべきです。野球に必要な体力は、長く走る体力ではなく、
一瞬で動いて、回復して、また一瞬で動く体力です。当院では、野球選手の身体の使い方や競技特性を考えながら、ケガの予防、パフォーマンス向上、コンディショニングをサポートしていきます。
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陸上選手の下腿の張りについて

最近、ありがたいことに陸上競技に取り組む学生選手の来院が増えています。
陸上競技は、走る・跳ぶ・地面を蹴るという動作を繰り返すため、下腿部、いわゆるふくらはぎ周辺に負担がかかりやすい競技です。
特に練習量が多い選手や、記録を狙って強度の高い練習を続けている選手ほど、下腿の張り感や重だるさを訴えることがあります。/
当院では、陸上選手のコンディション調整として、メディセル療法や鍼治療を行っています。
メディセル療法では、筋膜や皮膚、筋肉周辺の滑走性にアプローチし、身体の動きやすさを引き出すことを目的としています。
施術後には、・足が軽く感じる
・身体が動かしやすくなる
・地面を蹴りやすくなる
・疲労感が抜けやすくなる
・気持ちの面でも前向きになるといった変化を感じる選手もいます。
実際に、メディセル療法や鍼治療を継続しながら、自己記録を更新している選手もいます。
これは、痛みを取るだけではなく、競技パフォーマンスを発揮しやすい身体づくりにつながっていると考えています。/
下腿の張りがなかなか取れないケース
一方で、メディセル療法や鍼治療を行っていても、下腿の張り感がなかなか抜けきらない選手もいます。
身体は軽くなっている。
動きも悪くない。
自己記録も更新している。
それでも、ふくらはぎ周辺の張り感だけは残っている。このようなケースも実際にあります。
理想的な筋肉の状態は、力を抜いているときは柔らかく、必要な場面ではしっかり力を発揮できる状態です。
つまり、常に硬い筋肉ではなく、使っていないときはゆるみ、走るときにはしっかり働く筋肉が理想です。しかし、陸上選手の場合は、日々の練習や競技特性により、下腿に負担がかかり続けます。
そのため、施術をしても張り感が完全には取れないことがあります。張り感は必ずしも悪いものではありません
ここで大切なのは、下腿の張り感があるからといって、すべてが悪い状態とは限らないということです。
もちろん、
・痛みがある
・走ると悪化する
・力が入りにくい
・左右差が強い
・違和感が日に日に強くなるこのような場合は注意が必要です。
しかし、張り感はあるものの、走りの感覚が良く、自己記録も更新している場合は、単純に「張りをゼロにすること」だけを目的にしない方がよい場合もあります。
選手によっては、筋肉の使い方やフォームの特徴、練習内容、足の接地の癖などにより、下腿に張りが出やすいことがあります。
そのため、張り感を完全になくすことよりも、ケガにつながる張りなのか、競技特性として許容できる張りなのかを見極めることが大切です。施術だけでなく、身体全体を見ることが大切です
下腿の張りは、ふくらはぎだけが原因とは限りません。
足首の硬さ、足裏の使い方、股関節の動き、骨盤の安定性、接地の癖、シューズやスパイクの相性、練習量、疲労回復の状態など、さまざまな要素が関係します。
そのため、下腿だけを施術しても、走り方や身体の使い方で同じ場所に負担がかかり続けていれば、張り感は戻ってしまうことがあります。
当院では、メディセル療法や鍼治療だけでなく、選手一人ひとりの身体の特徴や競技状況を見ながら、できる限り良い状態で競技に取り組めるようサポートしていきます。
張り感が取れないことへの考え方
施術家として、張り感を完全に取り切れないことに限界を感じる場面もあります。
しかし、それを単なる失敗と考えるのではなく、その選手の身体の特徴や競技特性を見極めるきっかけにすることが大切だと考えています。
下腿の張りを完全になくすことだけを目標にするのではなく、
・痛みに変わっていないか
・パフォーマンスが落ちていないか
・左右差が強くなっていないか
・疲労が蓄積しすぎていないか
・自己記録や動きの感覚にどう影響しているかこうした点を確認しながら、総合的に判断していく必要があります。
自己記録を更新しているということは、身体が良い方向に向かっている可能性もあります。
その中で残っている張り感については、さらに原因を探り、より良い方法を考えていきたいと思います。まとめ
陸上選手にとって、下腿の張りはとても多い悩みの一つです。
メディセル療法や鍼治療によって、身体の軽さや動きやすさを感じ、パフォーマンス向上につながるケースもあります。
一方で、施術をしても張り感が完全には取れないケースもあります。大切なのは、張り感をただ悪いものと決めつけるのではなく、競技特性、身体の使い方、練習量、選手本人の特徴を含めて判断することです。
当院では、陸上選手がより良い状態で競技に取り組めるよう、メディセル療法や鍼治療を通して、コンディション調整をサポートしていきます。
張り感がなかなか取れないケースに対しても、今後さらに勉強を重ね、選手にとってより良い方法を考えていきます。