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野球肘と前腕屈筋群の損傷|学生選手の将来を考えた競技復帰の判断

野球肘と前腕屈筋群の損傷について
野球をしている学生の中には、投球時に肘の内側へ痛みを感じるケースがあります。
いわゆる「野球肘」と呼ばれる状態の中には、骨や靭帯だけでなく、前腕の筋肉にも負担がかかっていることがあります。
今回、学生選手の肘の状態を確認する中で、エコー検査により前腕屈筋群の筋損傷が確認されました。
前腕屈筋群は、投球動作の際に肘の内側へかかる負担を支える重要な筋肉です。
そのため、この部分に損傷がある場合、単に「痛みを我慢して投げる」という判断ではなく、今後の競技生活まで含めて慎重に考える必要があります。
学生選手にとって大切なのは「今」と「将来」のバランス
高校3年生の選手にとって、最後の大会や残された試合は非常に大きな意味を持ちます。
一方で、大学野球や社会人野球、プロを目指す選手にとっては、今無理をすることが将来の競技人生に影響する可能性もあります。
そのため当院では、肘の状態だけを見て判断するのではなく、
- 本人が今後も野球を続けたいのか
- 大学やプロを目指しているのか
- 最後の大会にどれほど強い想いがあるのか
- 現在の損傷状態で出場するリスクはどの程度か
- 保護やテーピングでどこまで対応できるか
といった点を総合的に考えます。
出場を目指す場合と、休止を選ぶ場合
すべての選手に対して、同じ判断をするわけではありません。
例えば、高校3年生で今後競技として野球を続ける予定がなく、本人が最後の大会に強い想いを持っている場合には、状態を確認したうえで、テーピングや施術、コンディショニングを行い、可能な範囲で出場に向けた準備をサポートすることがあります。
ただし、大学野球やプロを目指している選手の場合は、将来の競技生活を守るために、無理な出場を止める判断が必要になることもあります。
大切なのは、痛みの有無だけで決めるのではなく、選手本人の将来、競技レベル、損傷の程度、試合の重要性を含めて、ケースバイケースで判断することです。
本人との話し合いを大切にしています
学生選手の場合、本人の気持ち、保護者の考え、チーム状況など、さまざまな要素が関わります。
特に最後の大会が近い時期は、
「出たい」
「でも悪化したらどうしよう」
「将来も野球を続けたい」
という気持ちが複雑に重なることがあります。
当院では、一度の判断で結論を出すのではなく、必要に応じて何度も本人と話し合いながら、現在の状態と今後のリスクを説明し、納得したうえで方針を決めることを大切にしています。
野球肘は早めの確認が大切です
肘の痛みは、最初は軽い違和感から始まることもあります。
しかし、投球を続けることで痛みが強くなったり、筋肉・靭帯・骨への負担が大きくなったりする場合があります。
特に学生野球では、成長期の身体に大きな負荷がかかるため、早めに状態を確認することが重要です。
投げると肘が痛い、練習後に肘の内側が重い、ボールを投げるのが怖いなどの症状がある場合は、無理をせず一度ご相談ください。
ご相談について
野球肘、肘の内側の痛み、前腕の筋損傷、投球時の痛みでお悩みの方は、各院までご相談ください。
岡崎エリアの方は、青木鍼灸接骨院へ。
豊橋エリアの方は、スポーツ整体院つるまる、またはHARIMARUはり・きゅう治療院 豊橋岩田院までご相談ください。
当院では、痛みのある部分だけでなく、投球動作や身体全体の使い方も含めて状態を確認し、選手一人ひとりの目標に合わせたサポートを行っていきます。